子供の頃の彼女は、いつもアリエルやベル、ポカホンタスなどのディズニープリンセスになりきって過ごしている少女だった。またフィクションや実在しないキャラクターになるのが夢だった。そんな彼女が映画の世界に入るのはごく自然のことだったといえる。彼女の卒業制作である"Asan si Lolo Me?" はフィリピン映画協会で特別賞を受賞し、その年のフィリピンの映画賞にもノミネートされた。最初の彼女の出発地点は編集から始まったが、現在は映画監督への道を歩み出している。2014年のcinemalayaで上映された"Asan si Lolo Me?"は、子どものように信じること、想像することが表現されたファンタジックな作品になっている。